50代になって、部屋の片付けについて考えるようになりました。
なぜなら掃除に掛ける時間がもったいない、そう思いながら片付けをするとイライラが増してくるからです。
できるだけ処分を心がけ、手間をかけずに片付けることの重要性を実感しています。
とりあえず目に付くとところだけを片付けて、片付けというハードルを下げています。
そんな私の少しでも日々のイライラを軽くする片付け法についてお伝えします。
床にものを置かない対策
床にものを置いてしまうと部屋が散らかっていなくても散らかったように見えます。
特にリビングやキッチンはできるだけ床にものを直接置かないことが大切!
床にものを置くのは具体的にはこんな理由から…
そもそも置き場所がない
適切な収納スペースが不足しているということ。
対策としてはスペースを増やすか、ものを減らすことと増やさないこと。間違っても床置きの収納家具は買わないようにしてくださいね。まずはものを減らして、今ある収納スペースで収まるように量を整えてみるのはいかがでしょうか。それでもスペースが足りなければ、後々捨てても良いと思える収納ケースをおすすめします。
後回しにしよう…
後で片付けようと思っているうちにそのまま。これ、ありがちですよね…郵便物や、子どもが学校からもらってきたお手紙類、100円ショップなどで買ってきた細々したもの。後回しするものは、新しいものではないでしょうか。まだ片付け場所が決まっていないもの。なので、すぐに行動するのが一番ですが、それが難しいから後回しになります。ならばさっと目を通して、すぐに対処しなくてもよさそうなものは専用のBOXに入れて引き出しにしまう。片付け場所を作ることをおすすめします。そのまま忘れ去られたら困りますが、必要だから買ったものは忘れませんよね。
無意識…
日常生活で無意識に床に置くクセってありませんか。これはもう習慣になってますよね。対策はやはり収納場所をきっちり決めることで、習慣化したいです。例えば日常使いのバッグや、頻繁に使うものだと思います。すぐに使うからこそ床にそのまま無意識に置いてしまう。出来る限り床ではなく、棚や椅子、テーブルでも、一旦は床ではないところに置いてはいかがでしょうか。
収納方法が複雑で…
複雑だと、片付けが面倒だと感じますよね。当然です。収納方法をシンプルにしてはいかがでしょうか。なるべく片付けのハードルを下げることが大事です。大雑把でよいと思います。とりあえず見えなくする!そこが大切だと思っています笑
タオルや下着類、小奇麗に折りたたんでそれぞれに分類して収納することはないですよね。日々使うものですから。極端なことを言えば、タオル入れにバサッと、引き出しにバサッと、そこから取り出せばよいことです。
はじめは難しいかもしれませんが、慣れればバサッとしまうことにも抵抗がなくなります。とにかくハードルを下げると気楽に綺麗が保てます。
荷物の仮置きは見えない場所で
部屋に散乱気味の日用品は、見えない場所に仮置きすると効果的!
例えば、私が実際にしていることですが、
- クローゼットの中に箱を置きバッグ収納。
- 郵便物は戸棚の中に一時置き。
- 洋服は折りたたまず、ハンガーに掛ける。
- 日用品、面倒な時は見えない場所に。
- それでも面倒な時、上に布を掛ける。
とりあえず見えなくすること!
片付けのハードルが下がります。
使用頻度の高いものは片付けない
使用頻度の高い日用品は片付けない。
それらの片付けの時間と場所を他の事に使えます!
例えば、キッチン用品などで毎日使うものは出しっぱなしにしておきます。
私はやかんとマグカップは出しっぱなし、
または常に取り出しやすい場所に置いておくと便利です。我が家では小さなやかんはフードの上に置いています。
収納ボックスは色と形さえ揃っていれば、100円ショップのもので充分、視覚的に部屋がきれいに見えます。
床の見える面積を広くする
家具や日用品が床面積を広く占拠してしまうと、部屋が狭く見えてしまいます。そこで、家具の配置を工夫し、床の見える部分を増やすことを心掛けると良いです。
特にリビングでは、背の低い家具や、脚が細い家具を選ぶと視覚的に広々と感じます。
部屋の色をなるべく減らす
片付けをしてもなぜか部屋が片付いたように見えない、部屋がごちゃごちゃして見えると言う人は、少し部屋に使っている色が多いのではないでしょうか。
出来るだけトーンを揃えたインテリアに変更すると、統一感が出てごちゃごちゃした印象が改善されます。
部屋の一番広く占めるもの、
床、壁、カーテンにあわせてみてください。
家族には片付けという言葉を使わない
家族が散らかしたものの片付けにも時間を取られますよね。
例えば家族のものが置きっぱなしだとします
- 床に置いてあるものだけ、しまって。
- この床に置いているものは捨ててもいい?
これ片付けて。というより効果的です(笑)
例えば、「自分のバッグを部屋に持っていって」や「この爪切りを3段目の引き出しに入れて」など、具体的な行動を伝えることで、家族がスムーズに動きやすくなります。
家族だからこそ、伝え方が大事ですよね。
どうしても片付けられないものはBOXに
それでもどうしても片付けられないものも出てきます。
- 自分のものではない、家族のもの
- まだ充分使えるけどいらないもの。処分しようか売りにだそうか迷っているもの
- 細々した少し片付けが面倒に思うもの
とりあえず一旦、「片付けないBOX」を作り、そこに入れておくことも良いと思います。
1カ所にまとめておくことが大事
しばらく経てば処分する気持ちになるかもしれません。ならなければちゃんとあるべき場所に片付ければよいだけ。
それを習慣にすれば徐々に片付けのハードルを下がってきます。
まとめ
片付けのハードルを下げること。
それにはやはりモノを減らし、モノを増やさないことが大切。
日々そのように心がけていたら、不要なものは買わなくなります。
とは言っても、まだまだ片付けに時間を取られてはいます。
ただ、片付いていないイライラは軽減されつつあるような…
そんな暮らしの心がけで、限りある自分の時間を大切にしていきたいです。
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