間取りを考える際、設計士とのコミュニケーションは非常に重要です。要望がしっかり伝わらないと、後から「こんなはずではなかった」と後悔する可能性があります。でも、どのように伝えれば効果的なのか分からないことも多いです。
本記事では、設計士に要望を伝える際のポイントについて主婦目線でお伝えします!
ただ、伝えるのってとても難しくないですか??
間取りの話ではなく、暮らし方を伝える
要望を具体的に伝えることが大切です。どうしてそう思ったのかまできっちりと!
間取りの要望を伝える時、「どこに何を置きたいか」ではなく、「どのように暮らしたいか」を中心に話すと伝わりやすくなります。例えば、「キッチンで料理をしている間も子供たちがリビングで遊んでいる様子を見守りたい」など、具体的なイメージを伝えることで、設計士もその暮らし方に合わせたスペースの取り方を提案しやすくなります。このように話すと、細かい部分は設計士にお任せでき、結果的にスムーズな打ち合わせが行えます。
例えば、これは我が家の話です。
- キッチンからテレビが見たい
- キッチンから外を眺めたい
- 広いダイニングキッチンにしたい
キッチンについて、このような思いがありました
ポイントだけ伝えると、本質的な意味が伝わりにくくなります
当然図面の段階なら訂正は出来ますが、大幅な変更になると時間も労力もかかってしまいます。
そして具体的にこのような感じで話が進んでいきます。
具体的なイメージを伝えることでよりイメージに近いものに仕上がってきます
話の流れで、言い忘れた!!なんてことがよくありますので、ここはなぜそうしたいのか、目的も併せて文で書き出してみてください!
「取り入れたいこと」に優先順位を付ける
全部要望を伝えたところで、それが叶うとは限りません
当たり前の話ですが。
そして最初に伝えたことが設計士さんとしては
一番印象に残っているそうです。
要望が多いとすべてを実現することが難しくなるため、必ず取り入れたいことには優先順位を付けるのが良いです。
例えば、「どうしても広いリビングが欲しい」や「キッチンはアイランド型が希望」といった具体的な優先事項を明確にすることが重要です。
また、予算の関係で一部の要望を変更しなければならない場合でも、優先順位が付いていれば、どれを妥協してどれを重視するかが明確になります。
その結果、打ち合わせがスムーズに進みます。
どうしても取り入れたいことは、一番に伝えること!
あれもこれもと思って、場所も内容も飛んでしまうと、
聞く方も伝えるほうも、ワケが分からなくなります。
スペースや予算の関係で省いて良いものも
ちゃんと最初に伝えることが大切です。
間取りの作成は設計士に任せる
マイホームは自分で間取りを考えたい!と思われるかもしれませんが、
まずはお任せすることが良いです
一般の人が思い描く間取りは、設計士にとっては技術的な面や法律的な制約にかかることが多いです。
そのため、大まかなイメージを伝えることが重要ですが、具体的な間取りの作成自体はプロに任せた方が良いです。
設計士は敷地、方角、隣地の様子などを見ていきます。
建物の構造や強度的な事、車を何台置いてなど
建物全体からスタートします。
「どの部屋がどのくらいの広さが欲しい」「この部屋は自然光がたくさん入るようにしたい」といった要望を伝えた後は、相談しつつ設計士に任せることで、より適切で実現可能な間取りが提案されるでしょう。
とは言っても、専門的に知識があったり本を読んだりされている方や
一生に一度のマイホーム、どうしても自分で考える!!と言われる方も
おられると思います。それはそれで良いと思います。
自分で作ったものと、設計士が作ったもの、両方の良いとこ取りが出来れば最高ですね。
- 間取りの話ではなく、その家での暮らし方、生活の目的を伝える
ポイントをまとめた箇条書きではなく、文章にするのがおすすめです。 - 取り入れたいことに優先順位を付ける
まず外せないことは最初に伝えること。 - 間取りの作成は設計士に任せる
生活のスタイルやどういう暮らしがしたいのかを伝えると、それに沿った間取りを提案してくれるはずです。
また、転勤があるなら、その旨を伝えておくことも大切です。家を賃貸にする可能性があるなら、間取りも違ってくるかもしれません。
家は信頼関係で建てていくもの。
ここで家を建てると決めたなら、全て要望を伝えて後悔しない家にしたいですね。
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