慌ただしい日々がひと段落し、なんとなく時間に余裕が出てきた人も多いのではないでしょうか。
私はと言えば、まだまだそんな余裕はありませんが、それでもインテリアを整えることは日常生活の一部として、日々試行錯誤しています。
ここでは、アラフィフ世代におすすめの落ち着いた色合いの選び方についてお伝えします。
自己紹介:インテリアコーディネーター、DIY好きの主婦です。
シンプルに配色するコツ
シンプルな配色のコツは、基本となる色を3色以内にすること。ベースカラー、中間カラー、アクセントカラーの3色を意識し、それぞれが互いに調和するように選ぶと良いです。
ベースカラーには白やベージュ、グレーなどの落ち着いた色を使い、中間カラーにパステル調の色合いを、アクセントカラーには少し濃いめの華やかな色を取り入れると効果的です。同系色でまとめると自然で一体感のある空間を作ることができます。
アラフィフ世代に人気のおすすめ色
50代に人気の色としては、やはり落ち着いたトーンのカラーが挙げられます。
例えば、ダスティピンクやスモーキーブルー、モスグリーンなどのくすんだ色合いが人気です!これらの色は視覚的にもリラックス効果があり、心地よい空間を演出してくれます。また、家具やカーテンなどの大物アイテムにこれらの色を取り入れることで、統一感のあるインテリアを作りやすくなります。
ダスティピンクでアソビゴコロを
ダスティピンクは少しくすんだピンクのこと。控え目で落ち着いたトーンが特徴です。上品で大人っぽい雰囲気を持ちながら、かわいらしさも兼ね備えています。インテリアに取り入れる場合はクッションや小物類がおすすめです。
スモーキーブルーとグレーで上品に
スモーキーブルーはブルーとグレーが混ざった落ち着いた色合いです。とてもお洒落で人気のあるカラー。白を合わせると少し爽やかになりすぎるので、グレーやベージュと合わせて上品にまとめるのが好きです。
モスグリーンと観葉植物でリラックスを
モスグリーンは苔のような暗く落ち着いた色です。我が家もリビングのアクセントクロスにモスグリーンを使用しています。白や黒、グレーとも相性の良い色です。また、観葉植物を置くことで、モスグリーンとの組み合わせは自然を感じられるリラックス効果と、色のグラデーションが楽しめます。
少ない色でセンス良いインテリア
リビングは家族全員が集う場所なので、少ない色でまとめることが重要。シンプルながらもおしゃれな空間を作るためには、選ぶ色に一貫性を持たせることがポイントです。
色やモノが増えがちなリビングではなるべく色を少なめに。
そしてアクセントカラーを上手に使うことによって、シンプルな空間に程よいセンスが光る空間になります。クッション、アート、ファブリックパネル、フラワーベース、観葉植物、旅行先で買った特徴的な置物など遊び心を取り入れてはいかがでしょうか。部分的にテーマを絞ると取り入れやすくなります。
お気に入りの色合いを見つけて人生を楽しむ
〇おすすめの方法は自分の好きなファッションのスタイルを真似ること。
〇そして、今持っているものを活用すること。
ずっと見ていても飽きないファッションはそのままインテリアにも取り入れてみたいです。新しく揃えたらそれは新しく素敵なインテリアになるかもしれません。今あるもので、楽しめたらより満足感が得られそうです。
例えば、窓から陽の光が差し込む部屋なら、それを活かしてみてはいかがでしょうか。少し色のついたレースカーテンはその色に部屋を彩ってくれます。また、窓から差し込む光がレースカーテンを通して床に模様を描き出します。ステキですよね。
お気に入りの色合いもそうですが、お気に入りの柄も楽しめます。
まとめ
私にとってお気に入りのインテリアを見つけることは、日々のイライラを軽減させて生活を豊かにすること。心地よい空間は気持ちを安定させてくれます。まずは、自分の好みや生活スタイルを理解して、それに合ったインテリアを心がけてみませんか。
どうやったら心地よくなるのか、
今持っているもので取り入れられるのか、
試行錯誤しながら調整して、その過程も楽しめたら良いですよね。そうしていくうちに、これから先もいろんな楽しみ方を見つけられそうな気がします。インテリアに限らずです。
私のとてもお気に入りの一冊です。この『3色だけでセンスのいい色』ingectar-e著(デザイン事務所)、いろんな場面で参考になりますよ。
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